2月21日の日記
2004年2月21日ビルが立ち並ぶ藤沢駅前。アンチは迷っていた。学校に行く前に髪を切るか、否か。
「はぁ・・・」
最近はまったく平和な日々が続いていた。
朝、歯を磨き、トーストを口にし、こたえてちょ〜だいを見て、音楽を聴き、三時になれば誰でもないミスターXと遊ぶ約束をし、マジックのプレイングについて怒られる。そんな日常が続いていた。
(この生活も三月二十二日までだな)
彼は内心でそう思いつつ、学校の前に髪を切っておこうと決意した。今日の学校は1時からだ。間に合わない時間じゃない。この辺で1000円で髪を切ってくれるところがあった。金もないしそこで髪の毛を切ろう。
「○○さーん(本名)」
アンチの番が回ってきた。男がアンチの名前を呼び、アンチはそこに向かった。そう。この先に起こる悲劇を知らずに・・・
店員「今日はどのように?」
アンチ「立てれる程度に短くしてもらえますか?」
ジョキジョキ・・・
店員「あっ」
ジョキジョキ・・・
なんで「あ」っていったんだろう?アンチは内心そう思ったが口には出さなかった。
アンチは鏡を見ながら新しいヘアスタイルを見ていた。
んー。いい感じだ。特にこの額から流れているような赤い血が・・・
?!血?!!なんでだよ!!
店員「すいませーん、軽く引っかいちゃったみたいなんですけど・・・」
アンチ「え?血っすかこれ?」
店員「大丈夫です。すぐとまりますから。」
アンチ「いやいやとまるとまらないじゃないっしょ!!」
店員「お代は結構なのでー・・・」
それはそうだ。怪我を負わせて金を取ったら訴えてやろうと思っていたくらいだ。
血はすぐとまり、軽く濡れたタオルでふけば何事もなかったように済まされてしまった。
足早にそこを出たアンチは二度とこんなところくるか!!と思いつつ学校に向かった。
定期を出すために財布をあけた時、アンチは助かった・・・と思った。
所持金 527円
「はぁ・・・」
最近はまったく平和な日々が続いていた。
朝、歯を磨き、トーストを口にし、こたえてちょ〜だいを見て、音楽を聴き、三時になれば誰でもないミスターXと遊ぶ約束をし、マジックのプレイングについて怒られる。そんな日常が続いていた。
(この生活も三月二十二日までだな)
彼は内心でそう思いつつ、学校の前に髪を切っておこうと決意した。今日の学校は1時からだ。間に合わない時間じゃない。この辺で1000円で髪を切ってくれるところがあった。金もないしそこで髪の毛を切ろう。
「○○さーん(本名)」
アンチの番が回ってきた。男がアンチの名前を呼び、アンチはそこに向かった。そう。この先に起こる悲劇を知らずに・・・
店員「今日はどのように?」
アンチ「立てれる程度に短くしてもらえますか?」
ジョキジョキ・・・
店員「あっ」
ジョキジョキ・・・
なんで「あ」っていったんだろう?アンチは内心そう思ったが口には出さなかった。
アンチは鏡を見ながら新しいヘアスタイルを見ていた。
んー。いい感じだ。特にこの額から流れているような赤い血が・・・
?!血?!!なんでだよ!!
店員「すいませーん、軽く引っかいちゃったみたいなんですけど・・・」
アンチ「え?血っすかこれ?」
店員「大丈夫です。すぐとまりますから。」
アンチ「いやいやとまるとまらないじゃないっしょ!!」
店員「お代は結構なのでー・・・」
それはそうだ。怪我を負わせて金を取ったら訴えてやろうと思っていたくらいだ。
血はすぐとまり、軽く濡れたタオルでふけば何事もなかったように済まされてしまった。
足早にそこを出たアンチは二度とこんなところくるか!!と思いつつ学校に向かった。
定期を出すために財布をあけた時、アンチは助かった・・・と思った。
所持金 527円
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